実用新案
天丸キャップの特許について
K社の特許について
天丸キャップの内径は、本体の外形に一本ずつ緻密に合わされている。その為100分の1ミリ単位の精度で加工されている。日本の気候は乾湿の差が激しい為に、天丸キャップの内径は、僅かではあるが、膨張したり縮んだりして変化する。
その為キャップが本体から落ちたり、抜けなくなったりすることがある。この積年の悩みを解決する為に、日本の黒水牛メーカーK社は、キャップにリングを入れる事を考えつき、特許を取得されている。
K社の業界に対する貢献度は大きい。
海外輸入印材のリングについて
最近は海外からの輸入印材の天丸キャップにもリングが入っている。このリングの形状は、K社のものとは違っていて複雑な形をしている
幣社が開発したリング(バネリング)
実用新案承認後、幣社はポリプロピレンのリングを製造し、これを挿入したキャップを使用している。(黒水牛、オランダ水牛、エコカンバ等)
Sを支点として、バネの作用を利用しているのでバネリングと呼称している。